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    メゾン・エ・オブジェ
    デザイナーについて
    brand-logo 2013年からのライト・トレンド展
    • 2024のコンセプト: Terra Cosmos
    • 2023のコンセプト: together!
    • 2022のコンセプト: funda•mental
    • 2021のコンセプト: Beyond
    • 2019のコンセプト: In progress ; )
    • 2018のコンセプト: LOG OUT!
    • 2017のコンセプト: Invisible...
    • 2016のコンセプト: What’s Lighting Design?
    • 2015のコンセプト: Light & Happiness
    • 2013のコンセプト 2014のコンセプト: LIGHT ESSENTIALS LIGHT TREND

    2019のコンセプト:

    In progress ; )

    メゾン・エ・オブジェ展は例年のように、最新のトレンドをテーマに掲げています。今年のテーマは、レッツ・ワーク・トゥゲザー(家にいるような雰囲気の職場づくり)です。

     

    今年の9月展では、このセクターへの架け橋となる「ワーク!」という1000㎡の特設ゾーンを提案します。職場や新しいワークスペースをカスタマイズする家具にスポットをあて、会場に特別に経路を設け、展示全体を通じてインテリアや空間デザインに関するニーズに応えることのできる出展者を発掘できるように企画されています。

     

    その他、各業界のエキスパートが進行するセミナーも開催され、石井リーサ明理も光に関する講演を行います。

     

    今日、ワークスペースと家の関係は急速に変化し、「ホーム」と「オフィス」のデザイン・トレンドが混ざり合う現象が起きています。そんな中、私たちの仕事も進行中(WORK is IN PROGRESS ; )です。

    今年の展示は、「ホーム・オフィス」を想定した住宅を再現して、最新の技術でスマートかつヒューマン・セントリックな照明を紹介し、今の多様なニーズにお応えします : 

    快適/共生/創造/明るさ/美しさ/静けさ/自然/安らぎ/自律性/機動性/テクノロジー/順応性/コネクティヴィティー/インタラクティビティー

     

    確かな照明デザインに関するノウハウと、常に進化を続ける創造性を併せ持つ、二人のデザイナーは、毎年新しくオリジナルなテーマを提案しています。みなさまには、最先端技術を使ったアートなインスタレーションを体感する感性の光の旅をご体験いただきます。

     

    仕事とライフスタイルの関係が急速に変化する中で、オフィスがホーム化したデザインを取り入れ、一方家でも仕事をする機会が増えています。その動向を受け、展示全体のテーマに合わせて照明のトレンドを紹介する展示を考えました。

    今回の展示のサブテーマは、「イン・プログレス ; )」です。

     

    -> Light Trend

    照明の技術は日進月歩の進化(プログレス)を続けています。人の快適や健康に寄り添ったヒューマン・セントリック・ライティング、環境に配慮したスマート・ライティング、光をハイブリッドしたアレクサなど様々なハイテク機器、照明を取り込んだファニチャーなど、光の技術はこれまでにない広がりと可能性を見せています。今回のライト・トレンド展では、全体のテーマであるWORKとの関連の中で、ホーム・オフィスでの快適な光環境づくりに焦点を当てて、こうした動向を、美しく、わかりやすく、そしてインパクト強くご紹介します。

     

    → 石井リーサ明理

    → 石井幹子

    コンテンツ

     

    このコンセプトをに光をあて、新しい今日の仕事人のニーズにお応えするため、展示会場は4つのスペースで構成されています : 受付、玄関、メインのLDスペースそして、テラスです。パリのアパルトマンを再現して、仕事をする空間と同時にリラックスできる空間デザインをご提案します。

     

    → 石井リーサ明理

    → 石井幹子 

     

    4つのスペースと4つの体験 :

     

    金色のレセプション

     

    ホール6に入るとまず目を引くのが、「ライト・トレンド」ブースの上、5mから吊り下がる黄金に輝くオブジェ「ゴールデン・フォール」です。昨年ジャポニスム2018特別ライトアップでエッフェル塔を金色に染めた日本の技術を駆使して、ゴールドに輝く滝のようなアートオブジェを出現させます。

     

    このテクノロジーの進化による金色のスポットは、世界初のもので、前回のライト・トレンドでも、パリのエッフェル塔で予告した際には大変な評判を得ました。今回は、アート照明の制作に用い、レセプション上に掲げることで、遠目にも、光のテーマ展示をアピールします。同オブジェは展示ブース内部にも展開します。

     

    レセプションを照らす2台のスポットは、その落ち着いたデザインでどんな建築照明に適します。「サンライク」という高品質なLED光源を用いており、日光のそれとほとんど同じ光のスペクトルを発します。目に優しい光です。

     

    外側からは、紗幕越しに、キャンドル、エッフェル塔が見える風景、多機能の家具を見ることができます。ぜひ中に入ってみてください。

    オブジェの真下にあるレセプションデスクでは、ビジターやプレスなどへのきめ細やかな対応をいたします。その前室から右がパリのアパルトマンのホーム・オフィスの玄関となります。

     

    協力 : スタンレー電気、 フロス

    第1室 リラックスとコネクティヴィティーへの誘い

     

    玄関から廊下に当たるこの空間は、帰宅した人を心地よく迎え入れるように考えられ、コネクティヴィティーの技術によってリラックスへ導きます。

     

    まず、本展示のために石井リーサ明理と石井幹子により特別にデザインされ、製作されたキャンドル型LEDスピーカーをお目にかけます。IoTテクノロジーによる、LEDで再現したロウソクの炎の光が、サラウンド効果の音響装置とともに心を和らげます。

     

    同室には、グリーンも展示。室内でどのように育てるのでしょう?特殊LED技術によって、室内でも観葉植物を育て愛でることが可能になりました。

     

    美的な側面ももちろんあり、正面壁の、今回の展示のため特別制作された、最新型レーザースポットを駆使したアートワークが、インテリアの質を高めます。このレーザーは、非常に正確で、器具を動かすことなく、光に動きを加えることができます。

     

    この部屋の照明は、スマート・ライティング技術を駆使しています。天井に組み込まれたスポットは、エレガントなデザインと高品質のLEDで、上質なインテリア・デザインに適しています。またBluetooth機能によりネットワーク化されており、部屋を明るくするだけでなく、室内の温度・湿度・在室者の状況などを一目で把握する機能も、タブレットを使ってご紹介します。

      

    協力 : スタンレー電気、 カズナ、 ジカト, デルタライト

    オリジナル音楽 : I.C.O.N.ミュージック・レーベル

    第2室 多機能のある暮らし

     

    メインルームとなるこの空間には、ワンルームでも快適に、そしてコンパクトに過ごすための工夫と、それに伴う光のノウハウが満載され、仕事や休息ができ、また家族で食事ができるなど多機能さを備えています。ホーム&ワークのあらたなスペースへのご提案です

     

    まず最初に目に入るのが、入れ子状になったテーブルと椅子のセットです。2017年に展示したタイプをバージョン・アップして、日本の伝統工芸である曲木や漆からインスピレーションを得た家具の新シリーズです。

    用途に応じて、ワーキングデスク、ダイニングテーブル、子供のお絵描きコーナーなどに変身するファニチャーの新しい提案。

     

    その姉妹品となるデイベッドは、仕事用の椅子として、またリラックスするためにも使えます。

    上に設置されたマットレスからは、高品質の快適さとテクノロジーを感じていただきます。この製品は日本で作られ、ラグジュアリーの世界ではすでに有名です。あらゆる用途に応じた心地よさを提供します。

     

    照明ダクトに装着できる映像プロジェクターシステムが、ホーム・オフィスに広がりを演出し、革新的なシステムを備えた小型プロジェクターから壁に映し出される風景が、リラックスした雰囲気を作り出します。デイベッドでの安らぎが、さらにくつろいだものとなるでしょう。別の壁面には、外から見た「ゴールデン・フォール」の一部が室内に輝きをもたらします。またその向かい側では、先ほどと同じプロジェクターで、「メタモ・ルーム」と題したインスタレーションをご覧いただきます。ベッドに映し出された光の変化によって、寝室の雰囲気を変えることのできる趣向です(2017年展示品)。

     

    協力 : パナソニック、エアウィーヴ、 オカムラ 

    オリジナル音楽 : I.C.O.N.ミュージック・レーベル

    第2室 多機能な光を生活に取り入れる(続き)

     

    他では見られないアイディアがこの部屋には満載です。天井に目を向けると、家具配置が変わると、それに合わせてライトの向き、ズーム、照度を調整できるムービング・システムを搭載したスポットライトシリーズが見られます。高機能器具を使用してモジュール性を高めたすぐれものです。

     

    食事や仕事を照らす、テーブル・ランプやフロア・ランプも初披露されます。日本で吉祥をもたらすとされる伝統的な文様から着想を得た六角形モチーフを採用し、部屋の雰囲気に合わせた素材とテキスタイルを使い、また使用者の好みに合わせて白色のトーンや照度を変えられる「チューナブル・ホワイト」の技術を取り入れました。まさに快適さとデザイン、ポジティブなエネルギーと部屋の雰囲気との調和を図りました。この2つの器具は石井リーサ明理のデザインです。

     

    部屋の照明については、天井に埋め込まれたダウンライトがヒューマン・セントリックな光を作り出します。ハイテク制御システムを搭載した小型器具によって、一日の時間帯に合わせて白色のトーンと照度を変えることができます。

    また、この照明は、人に快適さをもたらすためにその生理的リズムに合わせて調節できます。

    光が身体にもたらす効果は無視できず、その点に関してもこの展示でご説明させていただきます。

     

    この部屋に入ると、ほのかな香りにお気づきになると思います。それは、「ジ・アース」と名付けられたこの展示のために提供いただいた公式ルーム・フレグランスです。

    革新的なアジアの理論を採用したアロマコロジーは、いくつかの香りを組み合わせることによって、集中力を高めると同時にリラックス効果を与えることができるという考えを元にしており、注目されている分野です。

     

    協力 : フロス、イグジーニ、フォーマライティング、 資生堂

    オリジナル音楽 : I.C.O.N.ミュージック・レーベル

    第3室 テラスから見える風景と

     

    第2室の窓から、エッフェル塔のライトアップをお楽しみいただけますが、この部屋のテラスからもくつろぎながら、また自然と光に囲まれながら鑑賞いただきます。

     

    昨年9月13日と14日に、石井幹子と石井リーサ明理は、ジャポニスム2018のハイライトとしてエッフェル塔の特別ライトアップを行いました。この日仏交流を記念した音と光のイベントは、「エッフェル塔 日本の光を纏う」と題され、パリのモニュメントに日本の美を映し出しました。金色のスポットはこのために特別に制作され、日本の最新技術を搭載したプロジェクターも使用されました。このライトアップは、2018年のライト・トレンドの来場者にもプレミアとして披露し好評いただいたので、今年もぜひみなさまにテラスからご堪能いただきたいと思います。

     

    テラスには、特別なマットレスが敷かれ、くつろいだ気分でライトアップをご覧いただいたり、仕事をしたり、家族とのリラックス時間を過ごしていただきます。床やベッドの上に置いても使っていただけます。このセットは、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会のために考案されたもので、ベッドがダンボールで出来ており、エコロジーであり、また、横になる人の体格や体重に応じて調整するようになっています。

     

    また、仕事をしたり、生活したり、夜、テラスでリラックスしたりと、それぞれのオケージョンに合わせたアウトドアの光を提案します : コネクティヴィティーを備えたボラードライトは、明かりをもたらすだけでなく、Wi-Fiルーターや携帯電話の充電機能を兼ね備えています。モダンなコンクリート仕上げで、床に向かって発する控えめな光はテラスや庭園に適しています。

     

    またグリーンも取り込んでいます。デザイン性のある植木鉢は、植栽をライトアップして風景を演出。

    葦をモチーフにしたオーガニック・デザインのライトオブジェは、スタイリッシュなアクセントをもたらします。

     

     

    協力 : エアウィーヴ、 イグジーニ、 ネリ

    オリジナル音楽 : I.C.O.N.ミュージック・レーベル