4つのスペースと4つの体験 :
金色のレセプション
ホール6に入るとまず目を引くのが、「ライト・トレンド」ブースの上、5mから吊り下がる黄金に輝くオブジェ「ゴールデン・フォール」です。昨年ジャポニスム2018特別ライトアップでエッフェル塔を金色に染めた日本の技術を駆使して、ゴールドに輝く滝のようなアートオブジェを出現させます。
このテクノロジーの進化による金色のスポットは、世界初のもので、前回のライト・トレンドでも、パリのエッフェル塔で予告した際には大変な評判を得ました。今回は、アート照明の制作に用い、レセプション上に掲げることで、遠目にも、光のテーマ展示をアピールします。同オブジェは展示ブース内部にも展開します。
レセプションを照らす2台のスポットは、その落ち着いたデザインでどんな建築照明に適します。「サンライク」という高品質なLED光源を用いており、日光のそれとほとんど同じ光のスペクトルを発します。目に優しい光です。
外側からは、紗幕越しに、キャンドル、エッフェル塔が見える風景、多機能の家具を見ることができます。ぜひ中に入ってみてください。
オブジェの真下にあるレセプションデスクでは、ビジターやプレスなどへのきめ細やかな対応をいたします。その前室から右がパリのアパルトマンのホーム・オフィスの玄関となります。
玄関から廊下に当たるこの空間は、帰宅した人を心地よく迎え入れるように考えられ、コネクティヴィティーの技術によってリラックスへ導きます。
まず、本展示のために石井リーサ明理と石井幹子により特別にデザインされ、製作されたキャンドル型LEDスピーカーをお目にかけます。IoTテクノロジーによる、LEDで再現したロウソクの炎の光が、サラウンド効果の音響装置とともに心を和らげます。
同室には、グリーンも展示。室内でどのように育てるのでしょう?特殊LED技術によって、室内でも観葉植物を育て愛でることが可能になりました。
美的な側面ももちろんあり、正面壁の、今回の展示のため特別制作された、最新型レーザースポットを駆使したアートワークが、インテリアの質を高めます。このレーザーは、非常に正確で、器具を動かすことなく、光に動きを加えることができます。
この部屋の照明は、スマート・ライティング技術を駆使しています。天井に組み込まれたスポットは、エレガントなデザインと高品質のLEDで、上質なインテリア・デザインに適しています。またBluetooth機能によりネットワーク化されており、部屋を明るくするだけでなく、室内の温度・湿度・在室者の状況などを一目で把握する機能も、タブレットを使ってご紹介します。
協力 : スタンレー電気、 カズナ、 ジカト, デルタライト
オリジナル音楽 : I.C.O.N.ミュージック・レーベル
メインルームとなるこの空間には、ワンルームでも快適に、そしてコンパクトに過ごすための工夫と、それに伴う光のノウハウが満載され、仕事や休息ができ、また家族で食事ができるなど多機能さを備えています。ホーム&ワークのあらたなスペースへのご提案です
まず最初に目に入るのが、入れ子状になったテーブルと椅子のセットです。2017年に展示したタイプをバージョン・アップして、日本の伝統工芸である曲木や漆からインスピレーションを得た家具の新シリーズです。
用途に応じて、ワーキングデスク、ダイニングテーブル、子供のお絵描きコーナーなどに変身するファニチャーの新しい提案。
その姉妹品となるデイベッドは、仕事用の椅子として、またリラックスするためにも使えます。
上に設置されたマットレスからは、高品質の快適さとテクノロジーを感じていただきます。この製品は日本で作られ、ラグジュアリーの世界ではすでに有名です。あらゆる用途に応じた心地よさを提供します。
照明ダクトに装着できる映像プロジェクターシステムが、ホーム・オフィスに広がりを演出し、革新的なシステムを備えた小型プロジェクターから壁に映し出される風景が、リラックスした雰囲気を作り出します。デイベッドでの安らぎが、さらにくつろいだものとなるでしょう。別の壁面には、外から見た「ゴールデン・フォール」の一部が室内に輝きをもたらします。またその向かい側では、先ほどと同じプロジェクターで、「メタモ・ルーム」と題したインスタレーションをご覧いただきます。ベッドに映し出された光の変化によって、寝室の雰囲気を変えることのできる趣向です(2017年展示品)。
オリジナル音楽 : I.C.O.N.ミュージック・レーベル
協力 : フロス、イグジーニ、フォーマライティング、 資生堂
オリジナル音楽 : I.C.O.N.ミュージック・レーベル
オリジナル音楽 : I.C.O.N.ミュージック・レーベル