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    2018のコンセプト:

    LOG OUT!

    今年は、主催者の期待にお応えし、石井リーサ明理と石井幹子は、テーマ展示のアート・ディレクターとして、厳選された照明素材(既製品、特注品、光源、発光体、アート作品への使用、制御技術など)を使用し、みなさまに照明の「MUST」をお目にかけ、体験していただきます。

    サブテーマは、「ログ・アウト!」

     

    このメゾン・エ・オブジェ2018公式展示では、照明のアーティスティックな側面を幅広くご紹介します(日本の伝統的な職人技から最新のヨーロッパの製品まで)。 パートナー企業から最先端の照明技術を提供していただき、みなさまの精神を「ログ・アウト!」へ導くような、新しい照明の提案を致します。

     なぜ今回のサブタイトルが「ログ・アウト!」なのかというと・・・ 

     

    常に「ログ・イン」(ネット上でつながっていること)であることは、現代ではすでにスタンダードになっています。常にインターネット、ソーシャルネットワーク、ホームアシスタント、モノのインターネット(IoT)とその他のオンラインサービスにつながっていることは、私たちの生活を豊かに便利にする一方で、この状況が私たちの精神的、身体的安らぎを脅かしています。

    そうした技術のよさを活かしながらも、次のステップを考える時期がやってきました。すなわち、どのように断ち切るか?です。「ログ・アウト」することは、確実に次の時代の「贅沢」となるでしょう。

    照明デザインの分野では、テクノロジーと知能コントロール・システムを伴った「スマート・ライティング」の開発が進んでいます。スマート・ライティングを採用することで、私たちの生活を促進し、省エネにもつながります。さらに、私たちの光の創造を、「ログ・アウト」できるような穏やかな環境づくりに向けることも大切なことです。 

    コンテンツ

    これは、感覚的な光の旅であり、様々な光の表現のリアルな体験のためのアート・インスタレーションです。

     

    始めに、スタンドに入ると、最新の照明器具やハイテク制御システムなど最先端の照明技術を目にすることで、どれだけ今日の照明技術が「ログ・イン」しているかを再認識していただきます。そして、次に「ログ・アウト!」し、リラックスできる瞑想的で催眠効果があるような光のアート・インスタレーションへと導きます。 

     

    5つのスペースと5つの体験。 各部屋の構成は次の通りです。

     

     

    ルーム1.  照明技術へ ログ・イン

     

    照明器具は、光源、光学部品および器具本体で構成されています。このオープンスペースでは、観客はそれぞれのコンポーネントの最先端の例を見ることになります。LEDに続く未来の光源となるOLEDが近年大きな進歩を遂げています。より明るく、よりよい高効率で、かつ微妙な色のバリエーションを表現できるようになりました。 中央に飾られたOLEDのシャンデリア「MINORI」は、離れたところからでも人々の注目を集めることでしょう。

    壁付け及びスタンド・アローン型オブジェの特注「サイン・マジック」は、特殊光学ディフューザーによる万華鏡のような光で、訪れる人々の目を引くでしょう。

    ライティング・ダクトに設置された最新型のスポットライトは、完全に遠隔操作ができます。照射角度を変えられるだけでなく、自動的にダクト上を走るように操作できるという、照明器具の歴史上でも驚くべき実例をご紹介することになるでしょう。

     

    協力 : スタンレー電気、住友化学、フロス

    ルーム2.   光のテレポーテーション

     

    訪問者は、カラフルな光の幻想的なトンネルの中に吸い込まれ、他の次元へと移動します。LEDの色変化技術は多様な照明のシナリオによって空間の雰囲気を完全に変えることができます。ここでは、バイオリズムと精身の健康への影響に関する最近の科学研究に関連した色彩そして光療法からアイデアを得た特別な作品をお見せいたします。光はもはや、明るく照らし、美しく演出するだけでなく、私たちの健康に大きく寄与することが証明されつつあります。

    正面の壁に投影される影の遊びは非常にシンプルながら印象深いインスタレーションです。光と影のマジック効果はオリジナル音楽によって、より際立ちます。

     

    協力 : アルテミデ

    オリジナル音楽: I.C.O.N.

    ルーム3. 光の小道

     

    トンネルの後半では、インタラクティブな光の効果が展開されます。空間の中に入ると、光りで足跡が床に投影され、次の部屋へと導きます。

    世界最小のカッタースポット(特別な光学システムによって幾何学的形状のビームを投射できるスポットライト)から壁に放たれる光のドットは未来派的な空間を作り出します。

     

    協力 : スタンレー電気、アルテミデ

    ルーム4.   ログ・アウト!

     

    このメインスペースでは、壁に波状のゆらめきを投影する水のインスタレーションと催眠効果のある夕日を再現した照明を浴びながら、ログ・アウトを楽しみます。禅庭の石を思わせる光のオブジェクトと水際の葦のような植物が静寂で平安な雰囲気を作り出します。最先端のハイテク照明器具を使用しながらも、みなさまにリラックスしていただけるような芸術的なインスタレーションを作り出すことに意義があると私たちは考えています。

     

    日本を代表する木工のエキスパートが日本の伝統的な木造建築において高級素材の一つである檜を使って、オリジナルの家具を製作しました。光るマットレスに座れば、最高の快適さと夢見心地の最大限のリラクゼーションが味わえるでしょう。

    ここでは、 アジアの古典哲学の5つの基本要素−火、土、金、木、水−を意識し、その5つの要素のバランスについて考えながら、人間の身体とそれを取り巻く環境にどのようにしたら完全なハーモニーを生み出せるかを考えました。

     

    協力 : スタンレー電気、エルコ。DGA, ノーワット、エア.ウィーブ、水澤工務店

    オリジナル音楽: I.C.O.N.

    ルーム5.  黄金のプレビュー

     

    このルーム5. では、このイベントの予告編をして、世界初の黄金色のLEDスポットライトのプロトタイプをご披露します。

     

    日本の首相とフランスの大統領は、日本の文化と芸術のイベント《ジャポニスム2018》 (https://japonismes.org/) をパリで開催することを決定し、2018年7月から2019年2月までに70を超える日本文化を幅広く紹介する公式イベントが予定されています。

     

    ジャポニスム2018の公式イベントのハイライトとして、エッフェル塔ライト・アップに日本が初めてテーマとして採用されます。石井幹子と石井リーサ明理(当「ライト・トレンド」のプロデューサー)は、日本の美を表現し、日本文化のイメージでパリのランドマークをつつみ込むライト・アート作品を作り出しながら、エッフェル塔の特別ライト・アップを展開します。オリジナルのシナリオに基づき、オリジナル音楽が日本をテーマに製作され、光と音の相乗効果を盛り上げます。

     

    日本美術史おいて、伝統的な芸術表現に敬意を表した、黄金の光がエッフェル塔を照らします。オリジナルの黄金のLEDスポットはこのために特別に開発されたものです。

     

    協力 : スタンレー電気

     

    www.japonismes2018highlight.com

    コンセプト紹介ビデオ