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    メゾン・エ・オブジェ
    デザイナーについて
    brand-logo 2013年からのライト・トレンド展
    • 2024のコンセプト: Terra Cosmos
    • 2023のコンセプト: together!
    • 2022のコンセプト: funda•mental
    • 2021のコンセプト: Beyond
    • 2019のコンセプト: In progress ; )
    • 2018のコンセプト: LOG OUT!
    • 2017のコンセプト: Invisible...
    • 2016のコンセプト: What’s Lighting Design?
    • 2015のコンセプト: Light & Happiness
    • 2013のコンセプト 2014のコンセプト: LIGHT ESSENTIALS LIGHT TREND

    2021のコンセプト:

    Beyond

    メゾン・エ・オブジェ展は例年のように、最新のトレンドをテーマに掲げています。今年のテーマはDEVELOPMENT DESIRABLE(魅力的な発展) 。持続的発展 sustainable developmentに即しつつも、より消費者が自発的に楽しみながら求める(desire)形であるDESIRABLEな発展を模索しよう、というものです。

    このテーマで、話題の倫理的製品や、様々なブランドの提案に対する消費者の要求を強調しています。9月のメゾン・エ・オブジェが提案するのは、トレンドではなく、本質的なムーブメントであり、確かにこの動きは、季節性のものではなく、各個人に定着しつつあるように見受けられます。

    歴史的なパンデミックに見舞われた今年は、様々な意味でのパラダイム・シフトの契機とみなされています。そこで今回のライト・トレンド展では、これまでの生活やインテリアにおける照明のあり方、光と人の関係、照明業界と市場、などの既成概念をリセットし、ポスト・コロナ時代に向けた照明をご紹介します。

     

    今年の展示のサブテーマ : BEYOND

    これまでを超えた(beyond)ライティングとライフスタイルのあり方を提案するコンセプト展示を行います。照明デザインが、人々の快適さをどのように高めるのか、コロナ後を見据えた「先」の快適さを表現するため、5つのキーワードで、展示を構成します。 

     

    ハイジーン(High-giene) 

    コロナウィルスを99.9%不活性化できる特殊光源

    軽く移動、組み替えができ、ベッドバグ0(ゼロ)の寝具システム

     

    ハイブリッド(High-brid)

    ウィルスをインテリア空間に持ち込まないハイブリッド家具

    家具に照明をハイブリッドするための最新器具とノウハウ

     

    ハイライト(High-light )

    世界最狭角の高性能ライトアップ用投光器シリーズ

    世界唯一のゴールドLEDスポット

     

    ハイテク(High-tech) 

    快適性(ウェルビーイング)にハイライトを当てたライティングのノウハウ

    最新鋭の照明制御システム

     

    ハイタッチ(High-touch) 

    インテリア演出を手軽に可変できる光素材やパーティションシステム

    モバイルな照明器具

     

    展示内容

     

      

    スタンドの右半分は住宅やホテルの室内を表現しています。

    まず目につくのが、石井幹子と石井リーサ明理により今回の展示のために特別デザインされた《オヴィルス》(オカムラ&スタンレー電気)シリーズのベンチとスツール。腰掛けと収納という2機能を搭載しているだけでなく、数分で収納物に付着しているウィルスを不活性化(COVID-19の場合99.9%)できるという、UV-C 光源を内蔵した画期的な新製品です〈カテゴリー:High-bridとHigh-giene〉。

    帰宅後直ぐに脱いだ靴や、マスクなどをこの家具で綺麗にすることで、室内全体を安全な「コロナ・フリー」にすることができます。同UV-Cを使った《アルヌーヴ》ブランド(スタンレー電気)による空気清浄機なども、併せて紹介します〈High-giene〉。

     

    その背景では、ライン状のビームを発する照明器具《レッズフォーカス・ライン》(スタンレー電気)が、壁面にグラフィックな光の絵画を展開し、室内装飾に花を添えます。このビームは、自動車業界での業績によって培われた優れた技術によるものです 〈High-light〉。

     

    天井のダウンライト《ディナモ》は、「ホワイト・チューニング」(温白色から冷白色まで白のニュアンスを調整できる技術)できる照明器具です。このシステムは、今、世界で注目を集めている「ヒューマン・セントリック・ライティング」(左囲み参照)を実現できるものです〈High-gieneとHigh-tech〉。ベッドのあるスペースを柔らかく包み込むパーティションの照明と連動して、1日の中のさまざまな時間帯に合わせて、居住者のウェルビーイングを高める働きをしてくれます。

     

    協力:スタンレー電気、オカムラ、ズントーベル

    協力: Stanley Electric, Okamura, Zumtobel, Procédés Chenel

     

    中へ進むと、フレキシブルな紙製エコ・ベッド《ハニカム・ベッド》の上に、2020東京大会の選手村でアスリートたちに愛用された、《エアウィーヴ マットレス》(エアウィーヴ)が目に入ります。ベッド・バグ・ゼロと快眠のための〈High-gieneとHigh-tech〉製品です。

    ベッドを取り囲むのは、優しい光に包まれたガラスペーパー製のアコーディオン式パーティション《パイプ&ドロップ》〈High-bridとHigh-tech〉です。照明しているのは、中に内蔵されたチェーン式に連なった照明器具《コブラ》。この画期的な新製品は、パワーと特殊なフレキシブル形状のおかげで、あらゆる壁のカーブなどに対応できるのが特徴です〈High-tech〉。

    ベッドの隣には、携帯可能でマッサージなどにも使用できる、マットレスと同素材の《エアウィーブ ポータブル ミニ》(エアウィーヴ)も併せて展示します〈High-gieneとHigh-tech〉。

     

    このスペースの最後の見所は、石井幹子と石井リーサ明理オリジナルデザインによる、光オブジェ《リリオ》(オカムラ&スタンレー電気)です〈High-gieneとHigh-techとHigh-light〉。世界初公開となるこのオブジェは、美しい間接光で空間を包み、不思議な影の芸術を床に投射するだけではなく、中央の物入れではウィルス不活性化もしてくれるという、マルチ機能を持っています。

    レセプション・カウンターの上を飾るのは、美しいシルエットが特徴のイタリア製の新製品《ヌマナ》。3Dプリンターによって製作された〈High-tech〉製品です。

     

    協力:スタンレー電気、オカムラ、エアウィーヴ、イ・グッジーニ、フォーマライティング、プロセデ・シェネル

    協力: Stanley Electric, Okamura, airweave, iGuzzini, formalighting, Procédés Chenel

     

    インテリア・スペースの一端に設けられたミニ・サロンのような存在のメディテーション・コーナーは、外界の喧騒から遮断された自分だけの空間を提供するための提案です。

    この中では、ずっと座っていても足がしびれない新製品、《エアウィーヴ 座布団》(エアウィーヴ)が、柔らかい光を透過して瞑想的な雰囲気を作ります〈High-gieneとHigh-tech〉。この座布団は光だけでなく空気も通す衛生素材です。自分を見つめ直す小宇宙を形作ってくれるのは、吸音パネル仕上げのブースシステム《ドレープ》(オカムラ)です。軽く、簡単に囲いを作れるため、さまざまなスペースや機能に対応できるようになっています〈High-bridとHigh-touch〉。

     

    このブース内部のウェルビーイングのための演出には、光が大切な役割を果たしています。最新テクノロジーを駆使して実現された光の微妙な色や、ゆったりとした変化がブース内を包み込み、このインスタレーションのためだけにオリジナル作曲されたリラクゼーション音楽と相まって、癒しの効果を生み出します。照明器具《ブレードSx》は〈High-tech〉LEDによるライン状のもので、床などに簡単に組み込むことが可能です。瞑想だけでなく、集中力を高めたり、祈ったり、とさまざまな使い方にも応用できるこのブースは、更に光テラピー理論を応用することで、時差調整や季節性鬱解消にも役立てられ、「個室の中の、もう一つの特別個室」とも言えます。

     

    そのすぐ脇で、ブースの外壁ともなっている掛け軸は不燃材ペーパー《ドロップ・ペーパー》製で、インテリアに日本風の詩的なニュアンスを加えるのに欧州で人気の製品です。光との相性も良いため、大空間をフレキシブルに、簡易に仮囲いができ、暗い雰囲気にならないのも特徴です〈High-bridとHigh-touch〉。

     

     協力:オカムラ、エアウィーヴ、ACDC、プロセデ・シェネル - 音楽:I.C.O.N. ミュージック・レーベル

    協力: Okamura, airweave, acdc, Procédés Chenel  - 音楽: I.C.O.N. Music Label 

     

    スタンド中央に位置するレクリエーション・コーナーは、メディテーション・コーナーと同じ《ドレープ》(オカムラ)〈High-bridとHigh-touch〉の大型タイプで、中ではプロジェクション・マッピングによるビデオアートが楽しめます。別世界に旅発つことができる「どこでもドア」をコンセプトにした作品は、今回初公開です。

     

    メディテーションと反対側の角にある、もう一つの《ドレープ》が同システムによる3部作の最後を締めくくります。《ライブ・ワーク・チェア》(オカムラ)という〈High-touch〉な椅子と相まって、個室ワーク・ステーションという本来の使い方を披露します。定着しつつあるテレワークに対応するための住宅内や、オープンデスク方式のオフィス内での一角、ホテルのロビーなど広いスペースの一部を有効活用できるようにする提案です。

     

    ワーク・ステーションを照らすのは、超スリムな外観の《ラインテック》という〈High-tech〉フロアスタンド。「ホワイト・チューニング」機能搭載で、光の色温度と明るさを自在に調整できる「ヒューマン・セントリック・ライティング」器具が、必要に応じた明かりを届け、目の負担を軽減すると同時に、仕事の効率アップや、バイオリズムの正常化にも効果を発揮します。

     

    更に、可愛らしいポータブル・ランタン《ポルトノーボ》という〈High-brid, High-touch〉が空間にアクセントを加えます。この新製品は、充電式で、外にも持って出られるという優れものです。

     

     協力:オカムラ、イ・グッジーニ、ズントーベル、ヴィデリューム

     協力: Okamura, iGuzzini, Zumtobel, Videlum

     

    最後に、アウトドア・エリアの紹介です。ここの注目は、2種類の最新鋭〈High-light〉用投光器《レッズフォーカス・プロ》(スタンレー電気)。世界最狭角ビームを含むシリーズと、世界で唯一のゴールド光LEDのシリーズです。

     

    後者は、石井幹子デザインによる光彫刻「ゴールデン・コラム(黄金の柱)」をよりゴールドに輝かせて見せます。同タイプの器具は、国際交流記念イベント「エッフェル塔日本の光を纏う」の際に、エッフェル塔を黄金色に照らしあげた実績もあります。

     

    もう一方の、超狭角スポットのシリーズは、ナイアガラの滝のライトアップに使われています。これまで類を見ないハイパフォーマンスと、特殊光学技術、飽きのこないデザインで、世界中のモニュメント建造物や、ホテルなどを照明するのに最適です。

     

    因みに、今回のライト・トレンド2021では、プルミエとして、全く新しいホテル・ライトアップを提供する3業種のタイアップによる新チームの結成も披露される予定です。

     

    床には、〈High-tech〉投光器《パルコ・インアウト》が創り出す、心安らぐ森の木陰の影絵効果が屋外空間らしさを高めます。

     

    協力:スタンレー電気、イ・グッジーニ、シテオス 

    協力: Stanley Electric, iGuzzini, Citeos

    Partners

    Stanley Electric

    Okamura

    airweave

    Interlight Forum

    Epson

    iGuzzini

    Zumtobel

    formalighting

    acdc 

    Procédés Chenel

    Citeos

    Videlum